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上場有価証券等のうち、レバレッジ型、インバース型のETFおよびETNのお取引にあたっては、以下の点にご留意ください。
ETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)・ETN(Exchange Traded Note、指標連動証券)(以下、ETF等といいます)は、上場有価証券等の一種で、1日に一度算出される基準価額等が、特定の指数(以下、「対象指数」といいます)に連動することを目指した金融商品です。対象指数には、株価指数、債券指数、REIT指数等があります。
レバレッジ型・インバース型ETF等は、株価指数、債券指数、REIT指数などの計算の基となる指数(以下、「原指数」といいます)の日々の上昇率・下落率に一定の倍率(倍数が+(プラス)1を超えるものを「レバレッジ型」といい、-(マイナス)のもの(マイナス1倍以内のものを含みます)を「インバース型」といいます)を乗じた数値を対象指数とするものです。例えば、日経平均株価の日々の値動きの2倍の値動きを目指すレバレッジETFは、日経平均が1%上昇した日には、2%の上昇になることを目指して運用されます。
原指数が一日で大幅に変動した場合、倍数(+2倍/-1倍/-2倍)に応じてETF・ETNの対象指数も大きく変動し、ひいては基準価額等も大きく変動します。
次のケースでは、対象指数の値がゼロ以下になり、理論上ではETF・ETNの基準価額等はゼロとなりますので、投資金額の全額を失う可能性があります。
レバレッジ型(+2倍)/インバース型(-2倍)
原指数が前日から50%以上下落/上昇した場合(前日比半分以下/1.5倍以上となった場合)
インバース型(-1倍)
原指数が前日から100%以上上昇した場合(前日比2倍以上となった場合)
国内上場 ETN は、特定の発行者が発行した債券を信託財産とする信託受益証券であり、その「一証券あたりの償還価額」または「取引所における市場価格」が、発行者の倒産や財務状況の悪化等により下落し、損失が生じるおそれがあります。
市場動向の急変時や資産総額が小さくなった場合など、管理会社、信託受託者等が運用の継続が困難であると判断した場合は、繰り上げ償還をする可能性があります。
取引所が定める上場廃止基準に該当した場合などは、上場廃止となる可能性があります。
レバレッジ型・インバース型ETF等は、参照する指数・指標に連動させるため、先物取引を用いた運用を行っています。
このため、一般的にレバレッジ型・インバース型ETF等は先物取引に係るコストを負担しているほか、先物取引の期限(限月)を乗り換える際に、リスクが生じるおそれがあります。
開示情報について
個別商品の概要や投資リスクは、東京証券取引所のホームページおよび当社ホームページからご確認いただけます。
ETF・ETNの売買に際しては、契約締結前交付書面等の書面の内容をあらかじめ十分にお読みいただき、商品の性質、取引の仕組み、リスクの存在、売買手数料、信託報酬などの手数料等を十分に御理解いただいたうえで、御自身の財産、取引経験および取引の目的等に照らして適切である場合のみ、御自身の責任において取引を行っていただきますよう、お願い申し上げます。